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" 殺処分ゼロ " の裏に、
まだ生を全うしたい懸命な命があります

福岡市は "殺処分ゼロ" を目指し、達成したと報告していますが、実はまだ救えていない命があることを知っていますか?

病気と闘い、不自由な身体でも懸命に生を全うしようとしている命。 "処分" という言葉は決して命に使ってはならない、使ってほしくないと願います。

犬猫の殺処分ゼロを目指して

平成31年より、福岡市の "実質的殺処分" はゼロとなっていますが、"重篤な病気等を理由とした殺処分" は行われています。

これは決して取り組みや報告を否定しているのではありませんが、必死に取り組んでも救えていない命があるのです。

そこで私たちが取り組みたいことは・・・
ひとつでも多くの命を救い、生を全うさせること。

具体的には、命の平等について、広く知っていただく機会をもうけ、情報を発信していき、行き場のない命を一匹でも多く救い出し、人と一緒に安心して暮らせるようにサポートしていきます。
殺処分対象となっている犬猫(主に猫)の殺処分ゼロを目指します。

 

猫の殺処分数(福岡市)

福岡市の状況

平成31年以降、赤で示した "実質的殺処分" はゼロとなっていますが、黒で示した "重篤な病気等を理由とした殺処分" は行われており、その数は少なくありません。

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英国の動物保護施設

イギリス・ロンドンの南部にあるBattersea Dogs & Cats Homeは1860年創設の歴史ある動物保護センターで、他に2つのセンターを構えています。

ロンドンのセンターには動物病院の設備もあり、犬や猫の保護から、必要に応じて治療やリハビリ、里親探しを行っています。

イギリスの首相官邸のマスコットとして有名な猫のLarryも、このセンターの出身です。

 

ずいぶん前にテレビ番組でこの施設を知って、いつか見てみたいと思っていたことを思い出し、ふらっと立ち寄ってみました。

当日はテレビの撮影があるとのことで、犬の施設には入れなかったのですが、猫の施設を見せていただきました。

 

里親探しに入れる状態の猫たちが1匹ずつ、ガラス張りの個室(キャットタワー、トイレ完備)の中で過ごしています。

ガラス戸には、寄付者の名前や、いまその部屋にいる猫の名前が貼られていて、見学者はガラス戸越しに猫たちの様子を見ることができます。

 

何より驚いたのは、個室の広さと明るさ。「閉じ込める場所」という感覚はありません。

いまは見学ツアーがあるようなので、個人がふらっと行って見せてもらえるかどうかはわかりませんが、明るくてオープンという印象の施設でした。

 

スタッフは有給の人と、ボランティアとが混在しているとこのこと。

政府などの補助金は受けていないようで、運営が基本的に寄付によって成り立っているのは、寄付文化の根付いたお国柄かもしれません。

(メンバーレポート:黒田)

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